移籍するのか、それとも残留か

今夏のプレミアでの移籍市場ではマンチェスター・シティがジャック・グリーリッシュを1億ポンド、チェルシーがロメル・ルカクを9750万ポンド、マンチェスター・ユナイテッドがジェイドン・サンチョを7300万ポンドで獲得しており、日本円にして約100億円越えの大型移籍が複数成立している。以前までは約100億円越えの移籍自体が少なく、成立すれば大きな話題となっていたのだが、移籍市場のインフレに慣れたのか、驚くことも少なくなってしまった。

そんな流れに乗って再び約100億円越えの移籍が今冬、もしくは来夏に成立するかも知れない。ビッグクラブから熱い視線を寄せられているのが、ウェストハムのデクラン・ライスだ。

メイソン・マウントやリース・ジェイムズのような優秀な選手を輩出しているチェルシーユース出身のライス。22歳と若い選手だが、チームでは既に中心選手であり、18-19シーズンから3季連続で30試合以上の先発を記録している。今季も19試合に出場しており、記録を伸ばすことになるだろう。

若く、能力も高く、ホームグロウンルールが適用される選手であり、移籍金が跳ね上がる要素は揃っている。既に古巣のチェルシーやマンチェスター・ユナイテッドが狙っているとされるが、英『Sky Sports』によればウェストハムの指揮官であるデイヴィッド・モイーズ監督がライスの価値を1億ポンド以上とコメントしている。さらに英『talk SPORT』ではジム・ホワイト氏が冬の移籍市場で引き抜きを考えるなら2億ポンド用意する必要があるとウェストハムでのライスの重要性を語っている。今冬での移籍は現実的な話ではないが、成立すればバルセロナからパリ・サンジェルマンへ移籍したネイマールの記録を上回ることになる。

22歳にして天文学的な価値を持つライス。来夏の移籍が予想されている同選手だが、彼に対しどれだけ高額な移籍金が支払われるのか注目だ。