ここまではまずまずの結果を残している

今季のアーセナルは夏の移籍市場で冨安健洋をはじめとした若い選手を中心に補強を進め、チームの世代交代を成功させている。その影響もあったのか、プレミアでは好調であり、リヴァプール、チェルシーに追い付く可能性も出ていた。

しかし、夏の移籍市場で若返りを進めたのは彼らだけではない。パトリック・ヴィエラ率いるクリスタル・パレスもこの夏で一気にヤングタレントが増えた印象だ。特にチェルシーからローンで加わっているコナー・ギャラガーの活躍は印象的であり、早くもチェルシー復帰が期待されている。他にはセンターバックコンビのヨアキム・アンデルセンとマーク・グエーイも若く、次のアーセナルとして力を蓄えている。

そんなヤングタレントたちをけん引するヴィエラの手腕も評価されるべきか。

アーセナルのOBでもあるヴィエラは現役時代に世界最高のボランチと称されるほどの素晴らしい選手であり、引退後はマンチェスター・シティでのアンダー世代、ニューヨーク・シティ、ニースで監督としての経験を積み、今季からパレスの指揮官に就任している。ニースでは成績不振で解任されており、パレス就任当初は不安視する声もあったが、ここまで解任されることなく、チームを中位に導いている。

英『GIVEMESPORT』ではプレミアリーグの監督をランク付けしており、ヴィエラはアストン・ヴィラのスティーブン・ジェラード、アーセナルのミケル・アルテタと共に今後に期待できる優秀な指揮官として評価されている。ワトフォードのクラウディオ・ラニエリとエヴァートンのラファエル・ベニテスには今すぐにも解任すべきと手厳しい意見を主張するメディアだけに、ヴィエラのここまでの仕事ぶりはより評価されるべきなのかも知れない。

初のプレミアではまずまずの結果を残しているヴィエラ。現シティ指揮官であるペップの後任ともいわれており、ヴィエラの監督としてのキャリアに注目したい。