見てみたい補強ではある

頼れるアレクサンドル・ラカゼットとの今季での契約満了を考え、代わりとなれるストライカーを探しているアーセナル。獲得候補としてはフィオレンティーナのドゥシャン・ヴラホビッチの名前が挙がっているものの、進展はない。そこでアーセナルが関心を示しているとされているのが、現在フリーのジエゴ・コスタだ。

アトレティコ・マドリードやチェルシーなど各国のビッグクラブでプレイし、現在はブラジルのアトレチコ・ミネイロを退団してフリーとなっているコスタ。33歳となったが、得点能力はピカイチであり、16-17シーズンでのチェルシーではプレミアで27ゴールに関与する素晴らしい働きを見せている。

英『football.london』によればアーセナルとコスタは既に接触しているようで、1月での加入を模索しているようだ。コスタの能力の高さを考えれば、非常に心強い。今季末までの加入となっても来季までのつなぎとなり、それ以上に契約を結ぶことができれば戦力不足のFW陣の柱として計算できる。前線でのキープ力、ボックス内での強さはチェルシー時代に証明されており、プレミアに適応するにもそう時間はかからないだろう。

しかし、問題はここまでの彼の経歴だ。前述したように27ゴールに関与する素晴らしいアタッカーだが、クラブとの衝突が絶えない選手だ。活躍したとして有名なアトレティコ・マドリードとチェルシーの両クラブでは喧嘩別れするように退団しており、どちらも円満での放出とはなっていない。また、今のアーセナルにはコスタをコントロールすることのできるベテランの存在もなく、チームの輪を乱してしまう可能性がある。

実力だけを見れば今のアーセナルにピッタリなコスタ。前述したようにラカゼットとの契約は今季までであり、ピエール・エメリク・オバメヤンの去就は不透明だ。若手のフォラリン・バログンはミドルズブラに加わっており、エディ・エンケティアもラカゼット同様に今季で契約が切れる。このままでは頼れるストライカーがゼロとなってしまうため獲得したいのだが、コスタは諸刃の剣のような存在であり、今後の動向に注目だ。