獲得となれば貴重な戦力となるだろう

前節のカディス戦では痛恨の敗戦となるも、22日のレアル・ソシエダ戦はピエール・エメリク・オバメヤンの貴重な先制点を守り抜き、勝利を決めたバルセロナ。これで勝ち点は63ポイントでセビージャと並んでおり、4位以内での来季のCL出場権獲得は堅いか。

そんなバルセロナだが、来季に向けて最終ラインの強化を進めたい。西『todofichajes.com』によればアヤックスのDFリサンドロ・マルティネスの獲得を目指しているようだ。

アルゼンチン出身のプレイヤーで、2019年からアヤックスでプレイしている24歳のマルティネス。178cmと小柄な選手だが、アヤックスではセンターバックを務めており、一つ前にポジションを上げた中盤や左サイドバックとしてもプレイできる選手である。

マルティネスは利き足である左から高精度のパスを供給しつつ、守備でも強さを見せる現代的なスタイルを持っており、アヤックスでは1746本のパスを通して成功率は88%。インターセプト数46回はチームトップ、小柄だが空中戦勝利数79回はチームで3番目の数字であり、これといった弱みが見られない選手だ。

バルセロナのCB事情を考えれば、あと一人頼れる選手が欲しい。現状ではロナウド・アラウホ、ジェラール・ピケ、エリック・ガルシア、クレマン・ラングレ、オスカル・ミンゲサ、サミュエル・ウムティティといるが、戦力となっているのはアラウホ、ピケ、ガルシアの3人で、ガルシアもまだまだ経験値が足りていない。その3人の中で誰かが怪我をすれば選手層の薄さが見えるレベルにあり、それをマルティネスが解決してくれるか。

また、中盤の底でプレイできる点もバルセロナとしては大きなメリットだ。セルヒオ・ブスケッツの後釜というポジションは非常に難しいのだが、こちらも現状はこれといった控えがいない。若手のニコ・ゴンサレスがアンカーで計算されているようだが、ガルシア同様に経験値が足りない。CBとMF、さらには左SBまでマルティネスでカバーできるとなれば便利屋としてチームを支えてくれることになるか。

報道によればマルティネスはバルセロナ移籍に前向きであり、移籍金は3000万ユーロ(日本円にして約41億円)といわれている。後方のポジションをまとめてカバーできる能力の高さをみる限りは妥当な値段設定だといえるが、マルティネスは今後チームに貢献できる選手になるのか注目だ(データは『SofaScore』より)。