個人合意はすでに済ませているという

来夏の移籍市場でアーリング・ハーランドを獲得することが濃厚なマンチェスター・シティ。さらに今冬に獲得したリーベル・プレートのフリアン・アルバレスは来夏トップチームに合流することになるといわれており、一気に前線の選手層が厚くなる。しかし、そうなれば人員過多は確実であり、来夏に向けて整理する必要がある。

英『Sport Witness』によればアーセナルがガブリエウ・ジェズスの獲得を目指しているという。報道によれば個人合意はすでに済んでおり、残すはクラブ間での合意となる。契約は2023年までとなっており、アーセナルは待ってフリーで獲得する案もあるが、シティは来夏に売却したいと考えており、お買い得価格での獲得となるかもしれない。

2017年にパルメイラスからシティへやってきた25歳のジェズス。シティでは5年目と長く、順調に成長を重ねてきたが、近年は出場機会が減少しており、今季はリーグ戦23試合に出場して3ゴール7アシストを記録している。ジェズスはプレイタイムを保証してもらえるチームに行こうと考えており、アレクサンドル・ラカゼットが抜けそうなアーセナルは最適なチームだ。

現状のシティでは右ウイングでの起用が見られる選手だが、本来はセンターフォワードの選手であり、問題なくラカゼットの後釜を務められる。175cmと小柄だが、プレミアの屈強なDF相手にも屈することなくボールを収めることができ、起点作成能力は高い。得点力は十分なものを持っており、シティでは5年で89ゴールと数字を残している。

サイドでは守備力と裏への抜け出しの技術がいかんなく発揮される。また、2-2でドローとなったリヴァプール戦では貴重なゴールを決めるなど、ビッグマッチにも強く、センターフォワードとサイドを兼任するユーティリティプレイヤーとして活躍が期待できる。しかし、サイドに流れた際は単独での突破を苦手としており、そこでのサポートが重要となる。

シティではセルヒオ・アグエロの後釜として加入し、十分な数字は残すも、偽9番導入の影響もあって控えとなってしまっているジェズス。それでも、持っている能力は十分に高いものであり、アーセナル移籍はこれから成長するためにも重要なターニングポイントとなるだろう。