トップ4争いの直接対決は3-1でアーセナルが勝利

23日、マンチェスター・ユナイテッドはアーセナルに敗れ、チャンピオンズリーグ獲得権内となる4位でのシーズン終了が非常に厳しい状況となってしまった。この試合では勝敗を左右するターニングポイントがいくつかあったが、2-1の時点で同点のチャンスを逃したブルーノ・フェルナンデスのPK失敗もその1つだろう。

マンチェスター・ユナイテッドの公式HPによれば、試合後の記者会見でラルフ・ラングニック監督がPKに関する内情を明かしたようだ。クリスティアーノ・ロナウドは「自分が蹴るべきとは思っていなかった。ブルーノが蹴るべきと思った」と監督に話したという。

2月に行われたFA杯ミドルズブラ戦でPKを外していたロナウドは、PKにポジティブなイメージを持てなかったのだろう。昨シーズンPKから9ゴールを決めていたブルーノ・フェルナンデスに今回は譲ったようだ。

しかしブルーノ・フェルナンデスも昨年9月のアストン・ヴィラ戦でPKを失敗していた。それにより直近3度のPK機会でロナウドがキッカーを務めた経緯もある。そもそもブルーノ・フェルナンデスは出場した直近8試合でノーゴールノーアシストと、PKに限らずゴール自体からも遠ざかっている。もしかしたらロナウドには、ブルーノ・フェルナンデスに復調のきっかけを掴んでもらうため、キッカーを譲った意図があったのかもしれない。

結果論ではあるが、ここ最近ゴールの匂いがしないブルーノ・フェルナンデスよりも、この試合でもゴールを決めていたロナウドがPKを蹴るべきだったのではないだろうか。他の選手に任せるという手もあったかもしれないが、本来は優秀なPKキッカーであるこの2人以外に任せるのも難しい選択だろう。少なくとも今回の失敗を次のPKに活かすため、キッカーの人選も含めたラングニック監督のマネジメントが重要だ(データは『SofaScore』より)。