気になる話が出てきた

ベルギーのジュピラー・プロ・リーグで活躍する日本代表の伊東純也。今季はリーグ戦34試合に出場しており、8ゴール13アシストを記録。身長201cmの大型FWポール・オヌアチュとのコンビが強力であり、チームを代表するホットラインとして攻撃をけん引している。日本代表でもエース格の選手であり、アジア最終予選では9試合でピッチに立って4ゴールを記録している。

そんな伊東にステップアップの話が舞い込んできた。伊『calciomercato.com』によると、ブンデスリーガのレヴァークーゼンが獲得に関心を示しているという。

レヴァークーゼンはドイツの名門であり、リーグ優勝の経験はないが、上位争いを目指すことのできるレベルのクラブである。今季は31試合を消化して55ポイントの3位となっており、このままフィニッシュできれば来季のCL出場権を獲得することができる。今冬にはイラン代表のサルダル・アズムンが加入している。

29歳の伊東としては5大リーグへ挑戦するのであれば、これがラストチャンスとなるか。2024年までヘンクとの契約は残っているが、30歳となってからの挑戦は肉体的に難しいところがあるかもしれない。

レヴァークーゼンは今季からスイス人指揮官のジェラルド・セオアネが監督を務めており、[4-2-3-1]を基本システムとしている。現在は怪我で離脱しているがフロリアン・ヴィルツをはじめ、ムサ・ディアビ、アミン・アドリ、パウリーニョと若く優秀な逸材が多い。怪我をしているがヴィルツやディアビはプレミアを含むビッグクラブから常に関心を寄せられている選手であり、伊東が彼らの代わりになることも考えられる。チーム得点王であるパトリック・シックは今季21ゴールを挙げており、チャンスメイクを得意とする伊東とのホットライン開通が期待できる。

ここ数年の移籍市場での動きを見ると、獲得する選手がどれも若い。今季も27歳のアズムンを除けばオディロン・コスヌ(20)、前述したアドリ(21)、ミッチェル・バッカー(21)と若く、今夏にレオン・ベイリーをアストン・ヴィラへ売却したように若く優秀な逸材を獲得し、移籍金で利益を得るというのが方針なのだろう。それでも、アズムンのようにチームの軸を支える中堅選手の獲得も欠かしていない。まさにアズムンがそうであり、19-20シーズンには中盤の中心としてチームを支えているケレム・デミルバイ(28)を獲得している。

ワールドカップ・カタール大会が開催される年に移籍するのは少しリスキーかも知れないが5大リーグの、さらに上位クラブへの移籍が報じられた伊東。クラブではベルギー、代表ではアジア圏で無双しているドリブラーだが、その上のカテゴリでどこまで通用するのかは気になるところであり、今後の動きに注目したい。