自身のスタイルを知っている選手を集めるのは悪くない判断だ

来季からアヤックスのエリック・テン・ハーグが監督に就任することが発表されたマンチェスター・ユナイテッド。今季はオーレ・グンナー・スールシャール、ラルフ・ラングニックと2人の監督で上手くいかなかっただけに、期待したい。

そんな新生ユナイテッドだが、早くも話題は来夏の移籍市場であり、英『90min』によればバルセロナのフレンキー・デ・ヨングの獲得を目指すという。

オランダのヴィレムヴィレム・トヴェー・ティルブルフで頭角を現わし、トップチームデビュー後即アヤックスに引き抜かれた過去を持つデ・ヨング。アヤックスでも大活躍であり、18-19シーズンにはユヴェントスやレアル・マドリードといった強豪を打ち破り、CLラウンド4にまで進んでいる。テン・ハーグ監督とはアヤックス時代に師弟関係であり、CLで大躍進を見せた際も同じチームで戦っている。ユナイテッドは移籍金に加え、アレックス・テレス、マーカス・ラッシュフォードの2人をトレード要員とするとの報道もあり、アヤックス時代の教え子獲得に必死のようだ。

取れるかどうかは別として今のユナイテッドは中盤が手薄であり、一気にスタメンとなるだろう。エヴァートンで現在ローン移籍しているドニー・ファン・ベークも来季ユナイテッドに戻ってくるとされており、中盤のアヤックス化が進むことになる。

しかし、今中盤で一番欲しいタイプはデ・ヨングではない。ユナイテッドに足りないのはウェストハムのデクラン・ライスのような守備力、配球力に長けたアンカーであり、デ・ヨングもアンカーでプレイできるが、どちらかといえば一つの上のポジションインサイドハーフとなる。ユナイテッドは来夏移籍市場で大金を使えるとされており、デ・ヨングに加え経験豊富なアンカーを獲得できれば問題ないが、それができずデ・ヨングのみで中盤の補強終了となれば、それは悪手だと言わざるを得ない。

デ・ヨングに加え、現アヤックスのDFユリエン・ティンバーも獲得候補に入っているとされるユナイテッド。テン・ハーグがチームをアヤックス化しようとするのは非常に合理的であり、これからの挑戦に期待だ。