大物とのポジション争いを何度も経験しているナバス

先日のランス戦で10度目のリーグ優勝を決めたパリ・サンジェルマン。この試合でゴールキーパーを務めていたのはコスタリカ代表ケイロル・ナバスだが、彼は今シーズンの起用法に不満があったことを打ち明けている。

2014年、ブラジルワールドカップで快進撃を見せたコスタリカ代表の中心にはナバスがいた。この活躍を受け、レバンテからレアル・マドリードへの移籍を果たしたナバスだが、レアル移籍以降の彼のキャリアには多くの一流キーパーたちがライバルとして立ちふさがった。

レアル移籍当初はイケル・カシージャスのバックアッパーに甘んじることとなり、2018-19シーズンはティボー・クルトワという大物とポジションを争ったナバス。PSGに移籍後も昨夏に現役イタリア代表のジャンルイジ・ドンナルンマがチームに加入し、ポジション争いを余儀なくされた。

今シーズンはここまでリーグ19試合の出場に留まっているナバス。マウリシオ・ポチェッティーノ監督はナバスとドンナルンマを併用している状況だ。スペイン『MARCA』によれば、ナバスはドンナルンマと良い関係を築いていることを主張しながらも、「すべての試合でプレイしたい」と打ち明けたようだ。

35歳という年齢ではあるものの、まだまだ衰えを見せていないナバス。ドンナルンマという大物がやってこなければ今季も正守護神としてほとんどの試合に出場できていたはずだ。今後もドンナルンマとの併用状態が続くようであれば、「今後どうなるかわからない」とナバス本人が話しているように、今夏移籍の可能性もあるだろう。

伊『calciomercato』によれば、現在ニューカッスルやユヴェントス、セビージャといったクラブが彼に興味を示している模様。ポーランド代表GKヴォイチェフ・シュチェスニーがいるユヴェントスに行けば再びポジション争いに頭を悩ませる日々がやってきてしまう可能性が高いが、ニューカッスルやセビージャであれば正守護神の座を掴むこともできるだろう。こういった中堅クラブを最後尾から盛り上げ、チームを躍進させる姿も見てみたいところだ。