今季CLのダークホースとなったビジャレアル

今シーズン、チャンピオンズリーグで快進撃を見せているビジャレアルは、28日に準決勝1stレグを迎える。対戦相手は今季4冠も視野に入れている強豪リヴァプール。ビジャレアルにとっては準々決勝で戦ったバイエルン・ミュンヘン以上に厄介な相手だろう。

しかしビジャレアルにはリヴァプールと渡り合うためのプラス材料が1つある。このチームにはイングランドのサッカーを知る選手が数多く在籍しているのだ。

チャンピオンズリーグ準々決勝のバイエルン・ミュンヘン戦のスタメンでは、11人中8人にイングランドのクラブでの在籍経験があった。4人の中盤に関しては、イングランドでのプレイ経験がある選手のみで構成されていたくらいだ。

その選手の筆頭は、バイエルン戦に左サイドで先発したフランシス・コクランだろう。彼は2008年〜2018年という長期間に渡ってアーセナルに在籍。他国のクラブにレンタルで放出されていた期間を除けば、約7年イングランドでプレイしていたことになる。ビジャレアルの中でも特にイングランドでの経験が豊富な選手だ。

英『Daily Mail』によれば、ヨーロッパのこのレベルの試合になると、テクニックに加え、フィジカル的な要素が重要だとコクランは話しているようだ。ビジャレアルにはイングランドのサッカーで磨かれたタフネスがあり、それがリヴァプールとの戦いに役立つとも考えている様子。

そのコクランがリヴァプール戦に先発するのかどうかはわからないが、メンバーにいるだけで心強い存在であることは確かだろう。スペイン的なテクニックとイングランド的なフィジカルの両方を兼ね備えたこのクラブの力は、果たしてリヴァプールに通じるのか。ユヴェントスやバイエルンといった大物食いを続けてきたビジャレアルの戦いぶりに要注目である。