19歳の才能のこれからが楽しみだ

バルセロナのカンテラ(下部組織)でも大きな期待を背負いながら、昨夏にドイツのライプツィヒへ移籍したMFイライシュ・モリバ。同選手が今どこでプレイしているかご存知だろうか。

残念ながらライプツィヒではほとんど出場機会を確保できず、モリバは一気に影が薄くなってしまった。ライプツィヒといえば若手育成に定評あるクラブだっただけに、ライプツィヒとしてもモリバが思うようにフィットしなかったのはショックが大きいだろう。

そのモリバは、今冬にスペイン1部のバレンシアへレンタル移籍することに。早々にドイツを離れることになったわけだが、今のところこの判断は当たりだ。

ブンデスリーガ、DFBポカール、チャンピオンズリーグを合わせてライプツィヒでは100分間しか出番のなかったモリバが、すでにバレンシアでは763分間もプレイ出来ているのだから。若手にとって出場機会は何より重要で、5大リーグの1部で戦えている経験は貴重だ。

惜しくも敗れたが、モリバは23日に行われたレアル・ベティスとの国王杯・決勝にも先発。79分間プレイし、1アシストも記録した。途中交代となった際には、もう少しモリバを見たいと考えたサポーターもいただろう。

何かと遠回りなシーズンにはなっているものの、モリバはカンテラでも評価されていた才能だ。19歳と若く、年齢的にもまったく焦る必要はない。今季の経験から得られたものも大きいはずで、ワールドクラスMFになる可能性は十分にある。バレンシアでの時間はそれを感じさせるものとなっている。