アーセナルにて日本代表DF冨安健洋が右サイドを我が物とする中、スペインで充実の時を過ごしている高速サイドバックがいる。

昨夏にアーセナルからレアル・ベティスにレンタル移籍したエクトル・ベジェリンだ。

2012年にアーセナルのアカデミーに加わり、長くイングランドでプレイしてきたベジェリンにとってリーガ・エスパニョーラでの戦いは初めてだ。しかし、ベティスではスムーズに右サイドの定位置を確保。

何より嬉しかったのは、スペイン国王杯制覇だろう。今月23日にバレンシアとのファイナルを戦ったベティスは、PK戦の末に勝利。ベジェリンは右サイドバックとしてフル出場し、得点にも関与する働きを見せた。アーセナルでもタイトルを獲得した経験はあるが、ベティスでの最初のシーズンでいきなりタイトルを手にできたのは大きな喜びだったはずだ。

英『Daily Mirror』は、ベジェリンがベティスに完全移籍することを望んでいると伝えている。チームはリーグ戦でも5位と好位置につけており、今季はベジェリンにとってもチームにとっても充実のシーズンになっている。このまま続けたいと考えるのは自然な流れだろう。

アーセナルでは冨安がすっかり右サイドバック1番手になっており、スピードスターとして有名なベジェリンでも冨安の牙城は崩せそうにない。アーセナルで1番手になれないのであれば、今夏にもチームを離れるのが賢明か。