逸材多いCBの中でも最注目か

近年、チェルシーの下部組織からは何人もの逸材が各地で頭角を現している。トップチームで活躍しているMFメイソン・マウントをはじめ、次々と伸びる若き才能たち。他クラブにもチェルシー・アカデミー出身の実力者は多く、ウェストハムで活躍するイングランド代表MFデクラン・ライスもそのひとりだ。昨今、チェルシーの下部組織出身者はサッカー界で着実に勢力を広げている。

特に、ひとつ注目しておきたいポジションがセンターバックだ。現在のトップチームでもアンドレアス・クリステンセンやトレヴォ・チャロバーといった下部組織出身者が重要な戦力として活躍しているチェルシー。しかし、同クラブは彼らのほかにも若い世代には優秀なCBを多数抱えている。現在他クラブで武者修行中のイーサン・アンパドゥ(21)やレヴィ・コルウィル(19)など、楽しみな逸材は多い。

そんなチェルシーの若手CBだが、なかでも英『football.london』が大きな期待をかけているのは今季U-23カテゴリでプレイしているDFザビエル・ムブヤンバ(20)だ。2020年夏にバルセロナからチェルシーにやって来た同選手は、オランダの世代別代表にも選出されている大型CB。195cmのサイズを活かした空中戦の強さもさることながら、バルサ下部組織で鍛えられた足元の技術にも強みを持っている。その万能性から母国では“NEXTフィルジル・ファン・ダイク”とも期待をかけられている逸材だ。そんな彼に対して、『football.london』は「夏に退団が決定的なリュディガーの後釜を任せられるかもしれない」との評価を下している。

まだ粗削りな面もあるだけに、来季すぐにトップチームで通用するかはわからない。しかし、備えているポテンシャルが非常に優れているのは間違いないだけに、周囲の予想よりも早く彼が頭角を現してくる可能性も十分にあるだろう。チェルシーが育て上げたいオランダの逸材CB。ザビエル・ムブヤンバという若者の名前を今から覚えておいて損はないはずだ。