期待背負いながらもアーセナルで輝けず

アーセナルでは通算109試合で27得点20アシスト。そこまで悪い数字というわけではないが、7200万ポンドで獲得されたアタッカーとしては寂しい成績だろう。

今夏の去就が注目されるのは、アーセナルFWニコラ・ペペ(26)だ。

2019年夏にフランスのリールからやってきたレフティーアタッカーのペペだが、アーセナルでは苦戦している印象が強い。今のチームは若手が前線で躍動しており、右サイドは同じレフティーのブカヨ・サカに支配されている。ペペにとっては強烈すぎるライバルであり、今のところサカを追い越せる気配はない。

リーグ戦でペペが最後に先発したのは昨年10月のクリスタル・パレス戦まで遡ることになり、ミケル・アルテタの中で1番手になれていないのは明らかだ。サカがいる限りこの序列はなかなか変わらないだろう。

英『Evening Standard』は今夏にも将来へ向けてクラブとペペが話し合うことになると伝えており、出番を求めるなら今夏にクラブを離れるのが無難だろう。アーセナルとしてはペペの売却益で層の薄いセンターフォワードを補強したい。

クラブとペペの契約は2024年まで残っており、当然7200万ポンドを回収するのは難しい。移籍情報サイト『Transfermarkt』の市場価値は獲得当初の7500万ユーロから、現在は3000万ユーロまで下落している。

すっかり影が薄くなってしまったペペは来季どこでプレイするのか。プレミアリーグ挑戦は大きなステップアップだったが、若手の勢いに押されたところもあって思うような結果とはならなかった。