モナコ残留の可能性も低くない

2022年夏の移籍市場にて、またもフランスからビッグクラブへと羽ばたいていく中盤戦士が現れるのか。昨夏にはレンヌからエドゥアルド・カマヴィンガがレアル・マドリードへと向かったが、今季終了後にも注目株のMFがステップアップを果たすかもしれない。現在その去就に注目が集まっているのは、ASモナコに所属するフランス代表MFオーレリアン・チュアメニだ。

今季ここまではモナコで公式戦46試合に出場し、チームの中盤を引き締める存在となっているチュアメニ。昨季リーグ・アンでは2番目に多いタックル数を記録した同選手は、21-22シーズンもインターセプト数(89回)で堂々のリーグ1位を誇っている。今や彼はフランスでも屈指の守備的MFとして周囲に認知されていると言っていいだろう。加えて、中盤の底からゲームを作る展開力や飛び出しからのフィニッシュも強力というのだから驚きだ。

それだけに、現在のチュアメニは各方面からの関心を集める存在となっている。仏『FootMercato』によると、今夏の移籍市場ではレアル・マドリードやリヴァプール、チェルシーといったクラブが同選手の獲得に動くとのこと。特にレアルとリヴァプールは彼の確保に熱心なようだ。前者は退団の可能性が浮上しているブラジル代表MFカゼミロの後釜として、そして後者は中盤の強度をより上昇させるためにチュアメニをどうしても確保したい方針だという。

しかし、実際にモナコが今夏チュアメニを放出するかはまだわからない。昨年12月の時点では、同選手の売却に関して同クラブのスポーツディレクターを務めるポール・ミッチェル氏が「基本的に彼を売るつもりはない。モンテカルロはすべてが高級なんだ。獲得しようと思えば、チュアメニはグランドカジノ並みに高いよ」と発言している。モナコを満足させることができる移籍金は8000万ユーロ(約110億円)以上と予想する現地メディアも多く、なかなかに手が出しづらい銘柄となっているのは間違いない。

そんな状況に置かれているチュアメニだが、はたして彼は来季どこでプレイすることになるのだろうか。能力は間違いないだけに、そう遠くない未来にはビッグクラブで活躍する姿も見てみたいところだが……。