どちらも獲得となれば戦力アップは間違いない

来季に向けて多くのポジションで補強が必要なアーセナル。ストライカーや中盤、サイドバックと選手獲得が必要となるポジションは多く、6人を獲得した今夏のような大型補強が見られるかもしれない。

英『Squawka』でも補強の必要性を語っており、ストライカーではガブリエウ・ジェズスとアレクサンデル・イサク。中盤ではルベン・ネベスとユーリ・ティーレマンスが候補に挙がっていると報じている。

特に中盤では現状6番の役割であるアンカーをトーマス・パルティが務めており、豊富な運動量と攻守両面で輝けるマルティン・ウーデゴーが8番と10番のタスクを同時にこなすインサイドハーフとしてプレイしている。理想としてはもう一人、8番の役割をこなせる選手が欲しいのだが、現状その3人目となっているグラニト・ジャカは試合ごとの不安定さやカードの多さ、移籍の可能性を根拠とし物足りないと主張している。

現状のアーセナルではウーデゴーが中盤ながらより攻撃に関与できるタイプであり、守備に重心を置いた中盤の獲得を目指すべきか。その点、候補として報じられたネベスとティーレマンスは理想的な8番である。

ネベスはアンカーでもプレイ可能な選手で、ウルブズではダブルボランチを務めている。正確なキックを武器に配球し、フリーになれば積極的なミドルシュートでチャンスを狙ってくる。特にロングボールの質は素晴らしく、成功数176本はプレミアの中盤では最多の数字となっている。守備強度もピカイチであり、トーマス、ウーデゴー、ネベスで組めば強力なトリオとなるだろう。

ティーレマンスは今季評価を落としてしまったが、攻守で輝くダイナモである。守備強度、正確なキック、ミドルシュートと武器は被るが、ネベスと比較してより攻撃的な選手だ。今季はリーグ戦だけで6ゴール3アシストを記録しており、得点面でチームに貢献している。タックル数59回、地上戦でのデュエル勝利数118回、キーパス数34回とこの3つのスタッツがチーム内では上位の成績であり、攻守への貢献度はスタッツが証明している。

基本的に彼ら2人への関心が積極的に報じられている。問題となるのは高額な移籍金もそうだが、彼らを狙うクラブの多さだろう。両者ともにスペインやイングランドの上位クラブから興味を持たれており、今夏に見せた“お買い得”での獲得は難しいか。それでも、来夏さらなる躍進を目指すには中盤の万能プレイヤー獲得は必須であり、今後の動向に注目だ(データは『SofaScore』より)。