好調を維持していたもののエスパニョール戦で離脱

左足ハムストリングの負傷により、今シーズンの復帰が絶望的となっていたアトレティコ・マドリードのジョアン・フェリックス。しかしここに来てわずかながら復帰の可能性が出てきたようだ。

今シーズンのフェリックスは後半戦から好調を維持。3月にはリーグ戦3試合で3ゴール1アシストを記録し、ラ・リーガの月間最優秀選手に選ばれるほどの活躍を見せていた。しかし先月17日に行われたエスパニョール戦で負傷交代すると、試合後に自身のInstagramアカウントで「今シーズンの残りの試合、プレイでチームを助けることができなくなってしまい非常に悲しい」と投稿。アトレティコ攻撃陣の主役となっていたフェリックスの離脱は、本人にとってもチームにとっても辛いものとなってしまった。

アトレティコ・マドリードはフェリックス離脱以前からマジョルカに1-0で敗れるなど、不調に陥りつつあった。フェリックス離脱以後もグラナダにスコアレスドロー、アスレティック・ビルバオに2-0で敗戦と、とにかくゴールを奪うことができず、勝ち点を伸ばすことができていない。本来であればディエゴ・シメオネ監督は好調のフェリックスを軸に攻撃を立て直したかったはずだが、踏んだり蹴ったりの状況となっている。

しかしスペイン『AS』によれば、ジョアン・フェリックスは先日のアスレティック・ビルバオ戦の前に行われたトレーニングに姿を現し、トレーナーとともに芝生の上でストレッチなどを行ったという。さらに、チームのオフ日となっていた今月4日にも練習場でトレーニングを行っていたという。

フェリックスがどれほど回復しているのかは定かではないが、エスパニョール戦でフェリックスと同様に左ハムストリングを負傷したトマ・レマルが練習場のピッチに姿を現していないことを考えると、少なくともレマルよりはフェリックスの方が回復具合は良好なのだろう。同メディアは、フェリックスが最終節のレアル・ソシエダ戦に間に合うことをコーチングスタッフたちが確信しているとも報じている。

現在4位でチャンピオンズリーグ出場圏内を維持しているアトレティコだが、5位のレアル・ベティスとは勝ち点差3。最終節まで4位争いがもつれ込むことも十分に考えられる。

再発の心配があるため、理想はフェリックスが回復する前に4位以内を確定させ、無理に試合には出場させないことだが、彼がメンバー入りするだけでもチームにとっては追い風となるはずだ。回復具合によっては、最終節のソシエダ戦でゴールを奪うための切り札として、後半途中から起用される展開もありうる。フェリックスの復帰はアトレティコのCL出場権確保に向け、大きなキーポイントとなるかもしれない。