将来が楽しみな18歳

近年、MFジャマール・ムシアラを筆頭に若い下部組織出身選手が成長を見せているバイエルン・ミュンヘン。今季もブンデスリーガ第18節のボルシアMG戦ではクラブ史上最年少でU-17ドイツ代表MFポール・ヴァナーがデビューを果たすなど、その育成は順調だ。

そんなバイエルンだが、次に下部組織出身選手としてブレイクに期待したいのはU-21クロアチア代表MFガブリエル・ヴィドビッチ(18)だ。4月17日に行われたブンデスリーガ第30節のビーレフェルト戦でトップチームデビューを飾り、その将来には大きな期待をかけられている同選手。「ムシアラの次にブレイクするのは彼だ」。そんな主張をする現地メディアも決して少なくはない。

その大きな理由が、彼の圧倒的な攻撃性能。今季は主にバイエルンのセカンドチームで活動していたヴィドビッチだが、彼はここまで同カテゴリの公式戦29試合に出場して21ゴール10アシストという素晴らしい成績を残している。最前線やトップ下でのプレイを得意としており、フィニッシュワークでもチャンスメイクでも同世代のなかでは頭ひとつ抜けた存在と言っていいだろう。ある程度の経験さえ積ませれば、トップでも重要な戦力となれるだけのポテンシャルは十分に備えているはずだ。

「ガブリエルは優れたテクニックを備えており、その才能は申し分ない。スペースを突く能力にも長けているし、素晴らしい得点力を披露してくれる。この6年間バイエルンで最高の教育を受けた彼は、今後素晴らしいステップアップを果たしてくれるだろう」(独『Spox』より)

そんなヴィドビッチに関しては、バイエルンのスポーツディレクターを務めるハサン・サリハミジッチ氏も昨年2月にこのように語っている。まだ粗削りな面も残るが、その才能の片鱗は見せつけているヴィドビッチ。ムシアラに続いて大ブレイクとなれば、バイエルンの未来はさらに明るくなることだろう。