3試合連続ゴール中だ

9日に行われたマンチェスター・シティ対ニューカッスルの一戦は5-0とホーム、シティの快勝となった。2位リヴァプールは同節にトッテナムと対戦しており、1-1のドローに。勝ち点差は3ポイント差になり、得失点差でも68点とシティがリードを得ている。

リーグ戦ではワトフォード戦で5ゴール、リーズ戦で4ゴールと2試合連続で大量得点しており、ニューカッスル戦でも5ゴールと3試合で14ゴールと快勝を続けているシティだが、このゲームで唯一連続してゴールを記録しているのがロドリである。

アトレティコ・マドリードから加入し、今季はベテランのフェルナンジーニョも寄せ付けない不動のアンカーとしてプレイしているスペイン代表MF。配球力とボールを刈り取る能力はプレミアでも屈指であり、英『90min』が4日に更新した「プレミアリーグで最も優れたMFランキングトップ10」ではチームメイトのケビン・デ・ブライネに続く2位にランクインしている。ジョゼップ・グアルディオラの中でも替えの効かない存在として重宝されており、今季は試合を重ねるごとにパフォーマンスを挙げている。

そんなロドリだが、今季は攻守両面で大きく飛躍した。守備面ではタックル成功数64回、インターセプト数25回とどちらもチームで2番目の成績であり、特に空中戦勝利数68回はチーム最多だ。小柄な選手の多いシティからすればこれほど頼れる長身選手はいない。

攻撃面では得点能力が一気に開花した。これまでのキャリアハイはアトレティコとシティ時代に記録した3ゴールだが、今季はニューカッスル戦でのゴールで早くも6点目を記録している。得点パターンとしては大きく2つある。ボックス外からのミドルシュートとセットプレイでの空中戦だ。

ミドルシュートに関してはポジション上、打ちやすい場所にいるのが得点数を増やしている理由か。シティはサイドからクロスの際はペナルティエリア内のポケットと呼ばれる角を取ってクロスを供給することが多い。そこでの選択肢は中央の密集地帯か、マイナスへのクロスが多く、比較的ロドリはゴールに近い位置でフリーで受けられる。そのクロスの数も多く、ロドリにボールが渡る回数もすなわち多くなる。

セットプレイは単純に191cmの高さが生きているが、今季からトップチームに帯同しているカルロス・ビセンテの手腕が光っている。攻撃時にデザインされたプレイは増えており、ニューカッスル戦の2点目は工夫を凝らしている。それ自体はロドリのゴールではないが、そういった明確な意図がゴール量産につながっているのは間違いない。

ペップのサッカーを支えるアンカーを25歳にして務めあげるロドリ。今季は特に得点力が開花しており、残りの3試合でもゴールを期待したい(データは『SofaScore』より)。