攻守両面で活躍できるFWになっている

リーズ・ユナイテッドを破り、CL出場権獲得に向け大きく前進しているアーセナル。これで4連勝と絶好調であり、13日のトッテナムとの直接対決に勝利すればCLは確実なものとなる。

そんな好調のアーセナルで存在感を示しているのがエディ・エンケティアである。今季はアレクサンドル・ラカゼット、ピエール・エメリク・オバメヤンの陰に隠れる3番手のストライカーとしてシーズンをスタートさせたエンケティア。そういったこともあって出番は少なく、プレイタイムを求め移籍を希望していた。

だが、オバメヤンが退団し、前線の枠に余裕ができると起用が増えるようになり、ここ4戦では4ゴールと大活躍。そのうちの2ゴールはチェルシーから奪っており、試合を重ねるごとに成長している。

特に見違えたのはポストプレイでの貢献度か。以前は潰されることが多かったが、今ではタイミングよくボールを受け起点となっている。試合に出続けることでコンディションが上がっているといえるが、今ではラカゼットを抑えて先発の座を与えられる選手に成長している。また、リーズ戦で今季4ゴール目を記録しており、ラカゼット、オバメヤンの今季のゴール数に並んでいる。

このように素晴らしいパフォーマンスを披露するエンケティアだが、期待するのはチームへの残留だ。このままいけばCLに出場できる可能性が高く、来夏でさらにチームの戦力アップを図ることになる。ストライカーや中盤、右サイドバックなど多くのポジションで補強の必要性が叫ばれている。

特にストライカーはこのままであればラカゼット、エンケティアと従来の2人が放出となる。代役としてガブリエウ・ジェズス、タミー・エイブラハムの名前が挙げられているが、両取りは難しい。かといって1人ではシーズンを通して戦うことは難しく、最低2人でセンターフォワードはローテーションしたい。そこでエンケティアが残留となれば獲得するストライカーは1人でよくなり、その資金を他ポジションに回すことができる。

英『football.london』でもエンケティアの残留はチームのために必須としており、新契約締結の必要性を主張している。争点となるのはどこまでエンケティアに今後のプレイタイムを保証できるかになるだろう。エンケティアも22歳とそこまで若い選手ではなく、それだけに継続した出場機会を求めている。ここ最近のアーセナルでの使われ方であれば納得のいくものだといえるが、来季やってくるとされる新ストライカー候補は他クラブで素晴らしい成績を挙げた者ばかりだ。

SNS上では「エンケティア残ってくれ」「残留して欲しい」と新契約を結びチームに残ることを期待されているエンケティア。現状のパフォーマンスを継続できれば来シーズンも問題なさそうだが、エンケティアの決断に注目だ。