ディフェンスに深刻な問題があるマンU

先日行われたブライトン戦で4失点の大敗を喫し、来季のチャンピオンズリーグ出場を逃したマンチェスター・ユナイテッド。かねてからハリー・マグワイアの不安定さに批判が集まっていたマンUのセンターバックだが、この試合で先発したラファエル・ヴァランとヴィクトル・リンデロフも安定しないパフォーマンスを見せた。今夏におけるCBの補強は必須となっている。

候補の一人として、20歳のポルトガル人、ゴンサロ・イナシオ獲得の噂があがっている。イナシオはスポルティングCPで3バックの一角を担う期待の若手選手。今季はリーグ戦27試合に出場し、2位フィニッシュが確定したチームの守備の柱として活躍した。

スポルティングからマンUへとやってきたブルーノ・フェルナンデスは、スポルティングに在籍していた2019年当時、ポルトガルメディア『Record』にてイナシオのことを高く評価している。

「ユースに左利きのゴンサロ・イナシオというとても好きな選手がいるんだ。もしトップチームの練習に参加すればマテューからさまざまなことを学ぶことができるだろうね。2人のプレイスタイルは全く同じだ」

ブルーノはバルセロナやバレンシアで活躍し、当時スポルティングにいた元フランス代表ジェレミー・マテュー氏とイナシオの姿を重ねていた。

ポルトガル紙『A Bola』によれば、スポルティングとイナシオは2027年夏まで契約を残しており、獲得には4500万ユーロの大金が必要だという。マンUの他にニューカッスル・ユナイテッドも彼に興味を示しているようだ。

現在のマンUにはB・フェルナンデス、クリスティアーノ・ロナウド、ディオゴ・ダロトというポルトガル代表選手が3人在籍。ブルーノとロナウドはともにスポルティングからやってきて飛躍を遂げた選手だ。過去に遡れば、現在セリエAのヴェネツィアで活躍するナニもスポルティングからマンUへと加入している。

マンUはポルトガル人との相性が比較的良く、同郷の先輩がいることもイナシオにとっては心強いだろう。スポルティングブランドを信用するのであれば、彼の獲得に4500万ユーロを投じるのもありなのかもしれない。