意外に器用な男だ

シーズン序盤には降格圏に沈むも、エディ・ハウの就任、冬の移籍市場での大型補強もあり、瞬く間に降格圏から脱出し、今では中位にいるニューカッスル。直近のゲームではアーセナルを2-0と撃破しており、強さを見せている。

そんなニューカッスルで注目されているのは、ブルーノ・ギマランイスやアラン・サン・マクシマンなどだ。確かに素晴らしい選手たちだが、彼らを支えているディフェンスラインを忘れてはならない。特にギマランイスと共に冬にやってきたDFダン・バーンは素晴らしい買い物となった。

ニューカッスルの下部組織で育ち、その後グレアム・ポッター監督率いるブライトンで飛躍したバーン。201cmの高さを持っており、フィジカルに長けた古典的なイングランドタイプのセンターバックに思われがちだが、非常に器用な選手で後方からのパスの供給源となっている。もちろん、2mのサイズは攻守で生かされており、セットプレイでは驚異的な存在だ。センターバックだけでなく左サイドバックでもプレイできるユーティリティ性も魅力的で冬に加入したにも関わらず、すでにニューカッスルでは15試合に先発している。ハウ監督からの信頼はすぐに勝ち取った。

英『THE SPORTSMAN』ではこのタイミングで今季プレミアリーグの最高の補強はどれか議論している。その中で5選にまで絞られており、リヴァプールのルイス・ディアス、ブライトンのマルク・ククレジャ、トッテナムのクリスティアン・ロメロ、ウルブズのジョゼ・サーらに並んでバーンが選出されている。

ネームバリューでは少し劣ってしまうかもしれないが、今のニューカッスルを支えているのは間違いなく、屋台骨のバーンである。30歳と若い選手ではないが、ニューカッスルのこれからをセンターバックとして長く支えることになるだろう。