昇格初年度で9位となる京都

今季J2から昇格を果たした京都サンガFCは、開幕戦で浦和レッズに勝利するなど、ここまで4勝5分4敗の9位と12年ぶりのJ1の舞台で好成績を挙げている。そんなチームをけん引している男がピーター・ウタカであり、前線の軸となっている。

2017年以来となるJ1でここまで8ゴール記録しており、得点ランキングではトップタイに立つウタカ。2019年からヴァンフォーレ甲府と京都で毎年J2で20ゴール以上を上げてきたストライカーは、その得点力をJ1の舞台でも遺憾なく発揮している。また複数得点は1度のみで、7試合でゴールを記録するなど相手を選ばずにゴールを量産できているのは、ウタカの強みの1つだろう。

そんなウタカはJ1で4月の月間MVPに選ばれている。現在38歳となるウタカだがパフォーマンスは衰え知らず。自身も月間MVP受賞でのコメントで「自分にリミットはないということ、年齢というのはただの数字で、自分が何ができるかということを見せていきたいと思います」と話しており、今後も得点量産に期待がかかる。

2016年にサンフレッチェ広島でJ1得点王に輝いているウタカだが、もし今季2度目の得点王を受賞となれば、1993年のラモン・ディアス(34歳)の記録を大きく塗り替えて最年長得点王となる。また2度の得点王は中山雅史、前田遼一、ケネディ、大久保嘉人に次ぐ5人目で、異なるクラブでの受賞は初と、記録にも注目が集まる。今季はウタカの得点力がシーズン終盤まで続けば、京都の上位進出も見えてくるかもしれない。