2部降格が決まったビーレフェルト

堂安律、奥川雅也の2人の日本人選手が在籍したビーレフェルト。今季堂安は抜けたが、奥川は残り、リーグ戦で8ゴールを記録。チームトップの得点数をたたき出した。しかし、チームは勝ち点28ポイントで17位フィニッシュとなり、2部への降格が決まった。奥川は素晴らしい働きを見せただけに残念だ。

そんな奥川をクラブは売却したいと考えているようだ。独『Kicker』によればビーレフェルトが降格した際に500万ユーロ(日本円にして約6億円)の契約解除条項が付いているようで、2部降格で財政が苦しくなるクラブとしては来季のために奥川を売りに出すことになるのか。

現状これといった移籍先は報じられていないが、スコットランド『The Celtic Bhoys』ではセルティックに対して古橋亨梧、旗手怜央、前田大然、井手口陽介に続く5人目の日本人としての獲得はどうかと主張している。セルティックはリーグ優勝したことで来季のCL出場が決まっており、ブンデスで8ゴール決めたサムライを戦力アップの一環として獲得する可能性はある。

奥川は現状必須とされている守備のタスクをこなせるアタッカーで、今季のプレッシング数558回でチームトップの数字となっている。守備機会の多いチームだったということもあるが、奥川の献身性がスタッツに表れている。

それでいて今季は8ゴールと数字を残した。Jリーグ時代には「古都のネイマール」とニックネームを付けられるなどドリブラーとしての顔を持った奥川だが、今季はどちらかといえば神出鬼没のストライカーであり、ボックス内でDFのマークを外してチャンスを生み出すシーンが多く見られた。シュート精度も抜群で、15本のオンターゲットから8ゴールが生まれている。

6月の親善試合を戦う日本代表には選ばれなかったが、ドイツではゴールも奪える、守備でもできるFWとして地位を確立している奥川。まだ26歳とこれからも伸びる選手であり、来夏の移籍市場では引く手あまたとなるだろう(データは『SofaScore』『FBREF』より)。