誰を獲得することになるのか

シーズン終盤まで4冠の可能性を残すも、プレミアとCLを逃し結局はFAカップ、カラバオカップの2冠に終わったリヴァプール。それでも今季の強さは十分に伝わっており、成功のシーズンといっていい。

そんなリヴァプールだが、エースであるサディオ・マネの退団が報じられている。移籍市場に精通しているファブリシオ・ロマーノ氏によればすでにリヴァプールに退団の意思を伝えたそうだ。マネに続いてディヴォック・オリギはミラン行きが濃厚、南野拓実も去就が不透明であり、リヴァプールは次の移籍市場でFWの獲得に動くと予想されている。

英『Squawka』ではウェストハムのジャロッド・ボーウェン、ベンフィカのダルウィン・ヌニェスが、英『Football 365』ではレンヌのマルタン・テリエが獲得候補であると報じている。どの選手も素晴らしい人材であり、ヌニェスはリーグ戦で26ゴールを奪いポルトガルリーグで得点王に輝いている。

マネとタイプは違うが、ヌニェスは今のリヴァプールにはいない面白い人材だ。スピードを武器にしたストライカーで3トップの中央だけでなく左サイドでもプレイ可能だ。187cmの長身の持ち主であり、CFで起用する際はディオゴ・ジョタ(178cm)、ロベルト・フィルミーノ(181cm)とは空中戦での強さで差別化できる。ベンフィカ産の選手はルベン・ディアス、エデルソン・モラレスをはじめプレミアへの適応が早く、同じポルトガルのポルトからやってきたルイス・ディアスのような活躍を期待できる。

テリエは左ウイングとセンターフォワードを兼任できる選手であり、周りを生かすことを得意としている。その特長は偽9番の役割を与えられてさらに飛躍したマネと似ている。21ゴール3アシストとヌニェスに負けない得点力も持っており、彼を獲得するのも悪くない選択肢だといえる。

ボーウェンも獲得したい人材だが、得意とするポジションがモハメド・サラーと被ってしまうのは難点だ。以前から獲得が噂されていたアタッカーであり、今季は12ゴール10アシストと二桁得点と二桁アシストを記録している。彼を左サイドで起用する手もあるが、現状ではルイス・ディアスが絶好調であり、前述した2人に比べてリヴァプールが求めている人材ではないように思える。

プレミアではマンチェスター・シティと共に今季素晴らしいシーズンを過ごしたリヴァプール。そのシティはアーリング・ハーランドを獲得しており、早くも戦力アップに成功している。移籍する可能性の高いマネは非常に優秀なFWであり、リヴァプールはどうやってその穴を埋めることになるのだろうか。