今季の主役となった若手たちだ

パリ・サンジェルマンのキリアン・ムバッペをはじめリーグ・アンは若手が良く育つリーグだ。

今季でいえばモナコでプレイするMFオーレリアン・チュアメニがその筆頭だ。22歳の若手だが、モナコとフランス代表では主力であり、中盤で地位を確立している。攻撃も守備もできる万能性は彼の魅力の一つであり、この1年で市場価値は3000万ユーロから6000万ユーロに跳ね上がっている。英『90min』では来季のレアル・マドリード行きが濃厚と伝えられており、その移籍金は1億ユーロ前後になるのではないかといわれている。

次にマルセイユでプレイするDFウィリアム・サリバだ。アーセナルからのローン移籍で加わっている守備者で、リーグ戦36試合でピッチに立ちリーグ2位で終えた今季のチームを最終ラインから支えている。守備のスタッツはチーム内でも抜けており、クリア数80回、インターセプト数48回、空中戦勝利数46回はすべてチームトップの数字だった。市場価値は1800万ユーロから3000万ユーロにまで上がっており、来季アーセナルに戻るとすればミケル・アルテタ監督は素晴らしいセンターバックを手にすることになる。

3人目はスタッド・ランスでプレイするFWウーゴ・エキティケだ。19歳ながらトップリーグで活躍する逸材であり、今季は26試合で11ゴール4アシストを記録している。そのためかシーズン中にも関わらず、主にニューカッスルをはじめプレミアリーグ方面から獲得の噂が立っていた。ネクスト・ムバッペと呼ばれるアタッカーで、この1年で250万ユーロから2800万ユーロまで市場価値を上げている。

今季リーグ・アンを盛り上げた3人の若手。チュアメニ、サリバはステップアップする可能性が高く、来季より高いレベルのチームでプレイすることになる。両者ともに代表に呼ばれる回数が増えており、今後のフランス代表を支える存在として期待して良さそうだ(データは『SofaScore』市場価値は『transfermarkt』より)。