フロントスリーを始めとする前線に強みを持つ

チャンピオンズリーグ決勝でレアル・マドリードに敗れ、4冠を期待されたチームは結局国内カップ2冠に終わった。この試合ではリヴァプールが計24本のシュートを放ちながらもレアルのGKティボー・クルトワにことごとくストップされ、シュート数わずか4本のレアルが0-1で勝利を収めた。

英『The Mirror』によればこの試合後、リヴァプールOBで現アストン・ヴィラ監督のスティーヴン・ジェラード氏が、今のリヴァプールには得点が奪えるMFが必要だと主張している。

「リヴァプールの今後5年、6年、7年のことを考えると、2桁のゴールを決められる8番タイプのMFが必要になってくるはずだ。彼らはモハメド・サラー、サディオ・マネ、ルイス・ディアス、ディオゴ・ジョタ、ロベルト・フィルミーノの前線5人に大きく依存している。いつだってボックス内に入ってゴールを奪うような中盤の選手が必要なんだ」

今季リヴァプールでリーグ最多ゴールを決めているのは、先述の5人を除くと5得点のMFファビーニョ。しかしそのうち2点はPKからのもので、ジェラード氏が言うようにリヴァプールが前線の選手に頼りすぎていることは明らかだ。

ちなみに現役時代のジェラード氏は中盤の選手ながらリーグ戦2桁得点を4シーズン記録。中でも2013-14シーズンは13ゴール13アシストと驚異的な数字を残している。

もちろんジェラード氏のような得点能力を持った中盤の選手がいればチームにとって大きな強みとなるが、今季のプレミアリーグで2桁ゴールを記録した中盤の選手は、15ゴールのケビン・デ・ブライネや12ゴールのジェイムズ・マディソン、11ゴールのメイソン・マウントなど。いずれも一流の選手で、獲得するとなればかなりの大金が必要となり、チームもそう簡単に放出するワケがない。

リヴァプールユース出身のジェラード氏のように、下部組織からそのような選手が出てくると理想的だが、彼のような稀代の選手がそう次々と現れることはないだろう(データは『FBREF』より)。