195cmのサイズは武器になる

来季に向けて夏の移籍市場でストライカーを獲得したいアーセナル。本命はガブリエウ・ジェズスといわれているが、彼以外にもローマのタミー・エイブラハムやエヴァートンのドミニク・カルヴァート・ルーウィンと候補は多い。

英『football.london』によると、サッスオーロのジャンルカ・スカマッカも候補一人であると報じている。3000万ポンド(日本円にして約48億円)のオファーをすでに送ったようで、ジェズスとの両取りの可能性もありそうだ。

イタリアの複数のクラブを渡り歩き、21-22シーズンにサッスオーロで16ゴールを決めて一躍有名になったスカマッカ。すでにイタリア代表ではデビューを済ませており、将来を期待されている23歳のストライカーだ。

シティのジェズスとの差別化点はその大きな体になる。195cmとサイズがあり、ボールが収まる。最前線ではなく少し降りて起点となることも可能で、視野が広くそこから自ら展開することができる。スカマッカが降りてスペースを生み出す、そこにガブリエウ・マルティネッリやブカヨ・サカが走り込むこと場面は容易に想像できる。ボックス内ではシュートの上手さが光る選手であり、そのサイズもあってズラタン・イブラヒモビッチと比較されることも多い。

195cmと2m近い選手だが空中戦はそれほど強くない。データサイト『SofaScore』によると今季の空中戦勝利数51回はセリエAではFWに限定したとしてもトップ10外である。それでもセットプレイ時にボックス内に2m近いFWがいれば相手からすれば嫌なことは間違いなく、マークは厳しくなる。そうなれば他選手へのマークが薄くなるため、空中戦での強さはそこまで気にならない。

ジェズスとの両取りがもし実現すれば2トップもしくは、ジェズスのサイド起用が考えられる。ニコラ・ペペを売却することになればサイドアタッカーはマルティネッリ、サカ、エミール・スミス・ロウの3人となり少ない。そこにジェズスがオプションとして加われば心強いものとなる。

サッスオーロ、イタリア代表と2つのチームで存在感を示すスカマッカ。シュートの上手さ、195cmの長身は非常に魅力的であり、来季は赤いユニフォームに袖を通すことになるのだろうか。