プレミアでも二桁得点狙える逸材

近年はオーストリアの名門ザルツブルクから続々と優れた若手が出てきており、今夏にドルトムントからマンチェスター・シティへ向かうことが決まったFWアーリング・ハーランドもザルツブルクで大きく伸びた選手だ。

そのハーランドに続く点取り屋と注目されていたのが、昨夏にザルツブルクからイングランドのレスター・シティへ向かった23歳のザンビア代表FWパトソン・ダカだ。2019−20シーズンはオーストリア国内リーグで24ゴール、2020−21シーズンは27ゴールを奪うなど、ハーランドの穴を埋めたのはダカだ。

ダカはアフリカのストライカーらしく身体能力が抜群で、爆発的なスピードと高い決定力を誇る。レスターとしてはジェイミー・バーディの後継者候補の1人といったところだろうが、プレミアリーグ1年目となった昨季はリーグ戦で5ゴールとやや地味な成績で終えることになった。

地元紙『Leicester Mercury』によると、ダカ本人も100%満足したシーズンではなかったと振り返る。

「良いシーズンではあったが、僕が期待していたベストなものではなかった。ただ、異なる国への適応は簡単ではない。時間もかかる。自分に何が求められているかは理解しているから、ハードワークを続けないといけない。なりたい自分になれるかは僕次第だ」

今季は途中出場も多く、まだポジションを確保しきれていない。その状況を2年目となる新シーズンは変えたいところで、ポテンシャル的にはプレミアリーグでも得点を量産するだけの力があるはず。静かな立ち上がりとなったダカの来季は見逃せない。