トッテナムでコンテ監督と再会

先日、フリートランスファーでインテルからトッテナムへの移籍が決まったクロアチア代表MFイヴァン・ペリシッチ。これまでセリエAやブンデスリーガを中心にキャリアを重ねてきたこの33歳は、初めてプレミアリーグに挑戦する。

インテルに2015年から在籍したペリシッチは、2020-21シーズンにアントニオ・コンテ監督の下、セリエA制覇を経験。今季はコッパ・イタリアとスーペルコッパの2冠を獲得し、特にコッパ・イタリア決勝では延長戦で2ゴールを決める活躍で、インテルに勝利をもたらした。

近年のペリシッチは左WBを務めることが多く、豊富な運動量や持ち前のテクニックを活かして攻守に躍動。移籍先のトッテナムには恩師コンテ監督が待っており、当時と同様に左WBで起用されることが濃厚となっている。

プレミアリーグ初挑戦とはいえ、馴染みのある監督の下で得意のWBを任せられるとなれば最低限のパフォーマンスは保証できそうだが、英『The Mirror』によれば、トッテナムOBのクリス・ワドル氏は彼の獲得に異議を唱えているようだ。

「イヴァン・ペリシッチとの契約は奇妙だ。なぜなら彼は最もフィジカルの強い選手ではなく、最高のスタミナを持っているわけでもない」

ワドル氏は、イングランド代表として62キャップを獲得している人物で、トッテナム以外にもニューカッスル・ユナイテッドやマルセイユ、シェフィールド・ウェンズデイなどでプレイ。右サイドを主戦場としたイングランド屈指のレフティだった。

サイドで戦うテクニシャンという点でワドル氏とペリシッチには近いものがあり、だからこそ足りない部分を感じるのかもしれない。しかしペリシッチはむしろ運動量を持ち味としている選手で、少なくともプレミアリーグの選手たちに勝るとも劣らないスタミナを持っているように思える。

確かにシーズンが始まってみなければペリシッチがどれだけプレミアリーグに適応できるかはわからないが、なんとかワドル氏の意見を覆す活躍を見せてほしいところだ。