昨年11月にはイングランドA代表デビューもはたした

かつてはデニス・ベルカンプやロビン・ファン・ペルシーといった名選手が背負っていたアーセナルの背番号10。今季はこの番号を21歳のイングランド代表MFエミール・スミス・ロウが着用した。

スミス・ロウはブラジル代表FWガブリエウ・マルティネッリと左サイドのポジションを争いながらも、今季はチーム2位のリーグ戦10ゴールをマーク。1試合あたりのゴール数ではチーム得点王ブカヨ・サカの0.33を上回り、0.47というMFらしからぬ数字を残した。

しかしアシストに関してはシーズンを通してわずか2回しか記録しておらず、ゴール数と比較すると物足りない。特に後半戦に入ってから2ゴール0アシストと大きく調子を落とし、出場機会も前半戦ほど得られなかった。

英『The Mirror』によれば、チームを率いるミケル・アルテタ監督は背番号10を背負う選手に求める成績を2020-21シーズン終盤に明らかにしていた。

「アーセナルの10番が素晴らしいシーズンを送るには、15ゴールと10アシストが必要だ」

1シーズンに25回ものゴールに関与するのは、中盤の選手でなくてもかなりハードルが高い。しかし、アルテタ監督がスミス・ロウの10番着用を認めたということは、この成績を残せると信じている証だろう。

マルティネッリという同世代の強力なライバルがいるため、来季も出場機会を分け合うことになってしまうのかもしれないが、なんとか今季以上の成績は残してほしいところ。アシストをもっと記録できるようになればプレイタイムも増えるはずで、そうすれば相乗的に全ての成績が伸びていくはずだ(データは『FBREF』より)。