クラブでは怪我続きの厳しいシーズン続く

イタリア代表の世代交代が注目を集めているが、もちろん見るべきはA代表だけではない。今月行われているU-21欧州選手権予選の方でも注目したい選手がいる。

何と言っても最初は21歳のFWピエトロ・ペッレグリだ。19歳だった2020年にA代表デビューを飾っているペッレグリはイタリアの将来を背負う大型センターフォワードと期待されていたが、フランスのモナコに移籍してからは怪我もあって苦しいキャリアになってしまった。

モナコに移籍したのは2018年のことだが、3シーズンで23試合にしか出場できず、得点数は僅かに2点。怪我のこともあり、この成績では当然A代表に招集することはできない。

だが、ポテンシャルは間違いないはず。今月のU-21欧州選手権予選では6日のU-21ルクセンブルク戦で1ゴール1アシスト、14日のU-21アイルランド戦で1ゴールを決める活躍を見せ、将来への可能性を見せてくれた。チームも無事に予選を通過し、本大会行きを決めている。

チームにはインテルからスイスのバーゼルにレンタル移籍していた19歳のFWセバスティアーノ・エスポジト、ユヴェントスへの合流が内定しているMFニコロ・ロヴェッラ、キャプテンマークを巻くトリノのMFサムエレ・リッチ、ミランでの活躍が期待されるFWロレンツォ・コロンボ、アタランタからセリエBのクレモネーゼにレンタル移籍していたDFカレブ・オコリ、ユヴェントスからヴィチェンツァにレンタル移籍していたMFフィリッポ・ラノッキアなど、才能ある選手が揃っている。

特にA代表の課題となっているセンターフォワードではペッレグリの復活に期待したいところで、クラブの方でも新シーズンは結果を残したい。A代表の方ではサッスオーロの大型FWジャンルカ・スカマッカが人気を高めているが、ペッレグリも188cmのサイズと柔らかい技術を持つ面白い選手だ。10代でA代表デビューを果たした才能は本物のはずで、イタリアサッカー界としては何としても育て上げたい逸材だ。