まだ22歳と非常に若い

2022年のJリーグは第17節までが終了し、次節18節から後半戦がスタートする。首位は勝ち点34ポイントの横浜F・マリノスで、その下に1ポイント差で鹿島アントラーズと川崎フロンターレがいる。

そんなF・マリノスだが、今季は序盤戦から若手の活躍が光っている。DF角田涼太朗のことだ。筑波大学出身の22歳で、昨季まではほとんど出番のなかったセンターバックだが、今季は序盤から積極的に起用されており、リーグ戦ではすでに10試合でピッチに立っている。左サイドバックでも起用されるユーティリティ性を持ち、センターバックでは最上位にまで序列を上げている。

18日のガンバ大阪戦では畠中槙之輔とコンビを組んだ角田。守備強度の高い選手であり、対峙するパトリックを完封することに成功した。地上戦でのデュエルは3戦3勝と全勝で、空中戦では7戦5勝と球際の強さを見せつけている。出足の早い守備を得意としており、25分の場面ではその強みが大きく出た。読みが鋭く次の展開が見えている賢い選手で、先に行動することでパトリックの動きを封じていた。後半から出てきたレアンドロ・ペレイラにも負けることなく対応しており、試合を重ねるごとに頼もしさが増している。

今季最大のサプライズとなっている角田。サガン鳥栖から引き抜いたエドゥアルドがセンターバックとして最終ラインのリーダーになるかと思われたが、F・マリノスへの適応に苦しんでおり、そこでプレイタイムを得た若手がチャンスを掴んだ。守備では前述したように屈強なFWにも負けておらず、ビルドアップでは正確な縦パスでチームを支える。これでまだ22歳というのが驚きであり、角田にとって2022年は飛躍の年となっている(データは『SofaScore』より)。