ボランチとFWに手を加えられれば……

若い実力者を軸にトップ4入りへ。これが2021-22シーズンのアーセナルが継続してきたテーマだったが、その意識は今夏も変わらない。

現在はFCポルトから22歳のポルトガル人MFファビオ・ビエイラの獲得で合意したとされており、攻撃的MFを本職とするビエイラは2021-22シーズンにポルトガル国内リーグで6ゴール14アシストの成績を残している選手だ。チャンスメイクの部分に期待が持てる。22歳と若いことも特長的だ。

もちろんまだ補強は続くだろうが、現段階で新シーズンのアーセナル予想布陣はどうなるのか。英『Daily Mail』がさっそく新シーズンのベスト布陣を組んでいるが、なかなか興味深い[4-2-3-1]が出来上がる。

GK:アーロン・ラムズデール

DF:(右から)冨安健洋、ベン・ホワイト、ガブリエウ・マガリャンイス、キーラン・ティアニー

ボランチ:トーマス・パルティ、ユーリ・ティーレマンス(現レスター・シティ)

2列目:ブカヨ・サカ、マルティン・ウーデゴー、ビエイラ

1トップ:ガブリエウ・ジェズス(現マンチェスター・シティ)

これが今考えられている予想布陣だが、大きいのは2021-22シーズンのうちに守備を固められたことだ。ラムズデール、冨安、ホワイトは早々にフィットし、最終ラインに大きな手を加える必要はない。

ボランチはパルティが軸となり、その相棒にハイクオリティな選手が一枚は欲しい。ベルギー代表のティーレマンスは攻守両面で貢献できる実力者で、プレミアリーグの環境も理解している。獲得できれば面白い。

最大のストロングポイントは2列目で、ここにはまだエミール・スミス・ロウ、ガブリエウ・マルティネッリもいる。また、NEXTマルティネッリと期待される19歳のブラジル人FWマルキーニョスの獲得も先日まとめたばかり。サンパウロからやってくるマルキーニョスは右サイドからの仕掛けを得意とするレフティーアタッカーで、2列目のオプションになるだろう。

もちろん即戦力として活躍できるかは未知数だが、マルティネッリも無名に近いところからブレイクした。早い段階からマルキーニョスがヒットする可能性も考えられる。

最後に1トップだが、ここはピエール・エメリク・オバメヤンとアレクサンドル・ラカゼットが抜けたため、絶対に補強が必要だ。以前から噂されるジェズスをゲットできれば理想的だ。また1トップにマルティネッリを抜擢するプランもある。

2021-22シーズンは惜しくも5位フィニッシュとなったが、チームの形は見えている。収穫の多いシーズンだっただけに、これを新シーズンへ繋げたい。今回の予想をも上回るベスト布陣を今夏のうちに作り上げてほしいところだが、アーセナルは次こそトップ4に届くか。