4冠の可能性もあったリヴァプールは国内カップ戦2冠に留まった

リヴァプールとの決勝戦を0-1で制し、14度目のチャンピオンズリーグ制覇を成し遂げたレアル・マドリード。この勝利の裏にはFWモハメド・サラーへの対抗心があったことをレアルのFWロドリゴ・ゴエスが認めている。

サラーはこの決勝戦に向けて、「僕はレアル・マドリードと対戦したかった」と取材で語ったり、SNSで「決着をつけなければならないことがある」と投稿するなど、人一倍この試合に意気込んでいた。リヴァプールとレアルは2018年にもCL決勝で対戦しているが、サラーはDFセルヒオ・ラモスとの交錯によって前半30分に負傷退場を余儀なくされ、チームも3-1で敗れるという憂き目にあっていた。

この時のリベンジを果たすべく、自らの想いを世間に公表していたサラー。しかし英『90min』によれば、こういったサラーのアクションが逆効果だったことを、ポッドキャスト『Podpah』に出演したロドリゴが明かしたようだ。

「相手に挑発されると、彼らを茶化すために勝ちたくなることもある」

「トレーニングでは、"カモン、サラー、カモン、サラー "とよく言っていたよ」

「僕らの頭の中では、もう『サラーを茶化すために勝たなきゃいけない』となっていた」

この試合では、リヴァプールが24本ものシュートを放ちながらもことごとくGKティボー・クルトワの好セーブにあい、レアルは枠内シュートわずか1本で決勝点をものにする勝負強さを見せた。ロドリゴはこの試合後の様子についても明かしている。

「決勝戦が終わった後、廊下でリヴァプールの選手たちとすれ違ったんだ。サラーは少し悲しそうで、(ルカ・)モドリッチは『次も頑張れ』と言っていたよ」

意図的ではないかもしれないが、2018年のCL決勝で悪質な接触プレイを受けたサラーが今回のレアル戦でリベンジに燃えるのは全くおかしいことではない。しかし結果的に敵に塩を送っていたことを考えれば、サラーはその想いを胸の内に秘め、静かに闘志を燃やすべきだったのかもしれない(データは『FBREF』より)。