21-22シーズンは大きく評価を下げてしまった

来季からエリック・テン・ハーグが監督となり、新体制が始まるマンチェスター・ユナイテッド。多くの補強候補が噂されているが獲得できていないのが現状であり、難しいシーズンオフとなっている。

新戦力への期待は大きいが、既存戦力の復活も来季は必要になる。実際に20-21シーズンはライバルの不調もあったが、マンチェスター・シティに続く2位でプレミアリーグをフィニッシュしている。それだけの力はあるチームであり、監督の手腕次第では優勝争いに食い込むことは可能である。

復活を期待したい選手は複数いるが、まずは守備の主軸であるハリー・マグワイアだろう。レスター・シティから8000万ポンドの高額な移籍金で引き抜かれたセンターバックであり、2位で終えたシーズンは34試合でピッチに立っている。

英『The Athletic』ではアレックス・ファーガソン退任以降の全補強を評価しており、マグワイアは上から2番目となる高評価を得ている。実際に20-21シーズンはリーグ2位のチームでディフェンスリーダーとなり、イングランド代表では主力としてEURO2020で準優勝の好成績を残している。しかし21-22シーズンで評価が一変してしまった。同紙でも指摘しているように高い位置を取るようになってからは自身の俊敏性のなさを露呈してしまっており、多くのバッシングを受けている。

テン・ハーグはこのマグワイア復活に着手する必要がある。イングランド代表DFに足りていないのはスピードもそうだが、ポジショニングやインテリジェンスの部分が大きい。そこを指導の面で改善することができれば戦力として数えることができるだろう。しかし難しいのであれば昨季の失敗を繰り返すことになる。テン・ハーグは最終ラインに高い位置でプレイすることを求めており、マグワイアはオランダ人指揮官が求める守備者となるのだろうか。