スクデット奪還へ勝負の夏

再びのスクデットへ、ユヴェントスのカギを握るのは今年冬にフィオレンティーナから獲得したFWドゥシャン・ヴラホビッチだ。

現セリエAを代表する点取り屋であるヴラホビッチの得点力をどう引き出すのか。これが今夏のユヴェントスにとって1つのテーマとなる。新シーズンも攻撃の中心がヴラホビッチになるのは間違いない。

伊『Gazzetta dello Sport』もユヴェントスがヴラホビッチへチャンスボールを提供する選手の確保に動いていると取り上げているが、獲得が近いと噂されるアルゼンチン代表MFアンヘル・ディ・マリアは実に分かりやすいターゲットだ。

指揮官マッシミリアーノ・アッレグリはスクデット奪還へ経験豊富なベテランの働きが重要と見ているようで、34歳のディ・マリアはその条件に合っている。チャンスメイクの方も2021-22シーズンこそリーグ戦で7アシストと二桁に届かなかったが、2019-20シーズンには14アシストを記録するなどチャンスメイク力は抜群だ。右のウイング、あるいはインサイドハーフでも起用できる点も大きい。

さらに同じレフティーでは、ローマのニコロ・ザニオーロ、サッスオーロのドメニコ・ベラルディ、フランクフルトのフィリップ・コスティッチの名前が挙がる。

中でも狙い目はそれほどコストが高くないとされるコスティッチだ。何よりヴラホビッチとコスティッチはセルビア代表のチームメイトであり、互いの特長は頭に入っているはず。

コスティッチは左サイドを主戦場としていて、クロスボールの精度も一級品だ。ウイングバックにも入ることができ、3バックの使用も面白い。

ベラルディはディ・マリアと同じく右サイドからのプレイを得意とする選手だが、2021-22シーズンはセリエAで14アシストを決めるなど攻撃力は高い。得点の方も15点奪っており、27歳の今が旬と言っていい選手だ。

中盤にはポール・ポグバ再獲得案もあるが、ヴラホビッチの得点力をどこまで引き出せるのか。ヴラホビッチには思い切って25点から30点ほど求めたいところで、スクデットへヴラホビッチの得点力は欠かせない。