F・デ・ヨング関連の報道が多い

エリック・テン・ハーグが就任し、心機一転来季から再スタートを切るマンチェスター・ユナイテッド。まずは補強で必要な戦力を獲得する必要があり、候補として報じられているのがフレンキー・デ・ヨングだ。次にサイドバックやセンターバック、サイドハーフの選手が獲得候補として挙げられている。とくに重要なのは中盤であり、守備に重きを置いた選手が欲しい。

このように選手のリストアップはされているようだが、ストライカー獲得の噂がない。ベンフィカのダルウィン・ヌニェスが噂に挙がる時期もあったが、リヴァプール行きが決まってしまった。エディソン・カバーニは退団しており、トップチームではクリスティアーノ・ロナウドしか選手がいない。アントニー・マルシャルはセビージャから帰ってくることになるが、戦力としては数えられないだろう。

英『manchester evening news』ではマーカス・ラッシュフォードがセンターフォワードのポジションに入る可能性が高いと主張している。ラッシュフォードが主戦場とするサイドはすでにジェイドン・サンチョ、アントニー・エランガの2人がおり、アヤックスからテン・ハーグの教え子であるアントニーを獲得するのではとの報道もある。そうなればラッシュフォードの居場所はなくなってしまう。

センターフォワードでは昨季も何度かピッチに立っており、中央でプレイできないわけではないだろう。来季はELを戦うなど過密日程が予想され、大ベテランとなったロナウド一人では厳しい。

テン・ハーグはアヤックスを指揮した際、純粋な9番であるセバスティアン・ハラー以外に10番タイプのドゥシャン・タディッチのような選手を最前線に置いたこともある。それこそレアル・マドリードやユヴェントスを破ってCL4強入りを果たしたシーズンはタディッチがセンターフォワードとしてプレイしている。ラッシュフォードは偽9番タイプではないためどのようなストライカーとなるか。

だが、ラッシュフォードだけにロナウドの控えを任せるのは不安である。昨季はパフォーマンス低下からリーグ戦では1233分しかプレイしていない。ロナウドはリーグ戦で15ゴール以上を計算できる点取り屋だが、年齢からくる衰えには勝てない。後方の選手を獲得して安定感をもたらすのも大事だが、ゴールを奪える選手を揃えるのも必要になってくる。他のポジションを補強するためストライカー獲得の資金は残っていない可能性が高く、10番を背負う生え抜きがどこまでストライカーとして通用するかは来季の注目ポイントだといえる。