トップチームでプレイタイムを得るしかない

アーリング・ハーランド、フリアン・アルバレスと純粋な2人の9番がマンチェスター・シティに加わることになる。3トップの中央に本職のストライカーを置かない偽9番が近年のシティの攻撃スタイルだったが、決定力を欠いてしまいそれが敗北につながるゲームもあった。そのため指揮官であるジョゼップ・グアルディオラはストライカーを求めており、ハーランドの獲得に至った。

両者ともに20代前半の選手であり、彼らがチームにフィットすれば今後数年はストライカーの心配をすることはなくなる。ただ既存戦力のストライカーからすれば難しい話であり、当面のライバルがハーランドとアルバレスになる。

その既存戦力とはシティのアカデミーでプレイするFWリアム・デラップのことだ。コール・パルマーやジェイムズ・マカティらと共に将来を期待されている選手であり、21-22シーズンはトップチームでプレイすることもあった。シティが求めているストライカーでありトップチーム定着も期待されたが、ピッチに立つ機会は少なかった。

そんなデラップだが、英『The Sun』によるとブライトンへローン移籍する可能性があるようだ。シティはブライトンのマルク・ククレジャ獲得を目指しており、その交渉にデラップが含まれる可能性があるという。

ここから成長を続けるならデラップは一度シティを離れるべきだ。20-21シーズンのU-23カテゴリーでは20試合で24ゴールを決めるなどそのポテンシャルは確かであり、若手育成に長けたボルシア・ドルトムントが獲得を目指すなど他クラブも認めている。ただトップチームでプレイする機会が少なく、そこがハーランドやアルバレスとの差だろう。両者ともにすでにトップチームで多くの経験を積んでいる。

ロングスローの名手で人間発射台と呼ばれたローリー・デラップを父に持つリアム・デラップ。ストライカーとしての才能は高く、シティでも将来を期待されている。が、トップチームはハーランドとアルバレスの2人を獲得しており、デラップはここから大きく飛躍しなければ追いつくことは難しい。ブライトンへの武者修行はその一歩であり、今後の活躍に期待だ。