エールディヴィジで見えた光

チェルシーのアカデミーを離れて3年。なかなかゴールを奪えなかったオランダのアタッカーに希望の光が見えてきている。

チェルシーを離れてから苦悩の日々が続いていたのは、21歳のオランダ人FWディショーン・リダンだ。

チェルシーのU-23カテゴリーでは34試合で14ゴールを挙げるなど才能を発揮していたリダンは、2019年にドイツのヘルタ・ベルリンへ移籍。しかしトップチームでポジション確保とはならず、オランダのフローニンヘン、そして2021-22シーズンには同じくオランダのPECズヴォレへとレンタル移籍していた。

2019-20、2020-21シーズンは1点も奪えないまま終えていたのだが、ズヴォレで迎えた昨季はエールディヴィジで6ゴールをゲット。特に年が明けた2月から得点ペースが上がり、まずまずの感触を持ってシーズンを終えられたはずだ。

オランダ『Soccernews』はこの活躍にオランダのユトレヒトが目をつけていると伝えており、ヘルタからレンタルでリダンを獲得したい考えだ。

リダンは2018年にU-17オランダ代表の一員としてU-17欧州選手権を制し、U-19でもゴールを量産。今月に行われていたU-21欧州選手権予選でもジブラルタル戦でゴールを決めるなど、アンダー世代での成績は派手だ。

将来的なオランダA代表入りも期待されている選手で、昨季の良い感覚をそのまま持ち込んでほしいところ。それこそ今年のワールドカップまで4ヶ月ほどアピールの時間が残っており、クラブでロケットスタートを切ればメンバーに滑り込むなんて可能性もゼロではないか。

チェルシー時代から注目されていた逸材は何かのきっかけを掴めたのか。オランダ代表のセンターフォワードは決して層が厚いわけではなく、将来的にはリダンにも割って入ってほしい。