期待できるアタッカーだ

7月に開催されるE-1選手権。森保一監督は選考基準についてJ1でレギュラーとして試合に出ている選手を選出する方針だと話しており、またU-23アジアカップに出場したU-21日本代表からもリストアップしていると若手の選出も示唆している。

国内で結果を出している選手であれば、横浜F・マリノスの水沼宏太は見逃せない。F・マリノスでプロとなり、その後はサガン鳥栖やFC東京、セレッソ大阪と複数のクラブを渡り歩いた水沼。2020年から再びF・マリノスの選手となっており、昨季はスーパーサブとして9アシストを記録した。

今季はそんなスーパーサブから昇格し、右サイドで先発の座を掴んでいる。ここまで18試合ですでに833分でピッチに立っており、昨季のプレイタイムを上回っている。

そんな水沼の武器は高精度のクロスだ。浮き球、グラウンダーと種類も豊富であり、3アシストを記録している。逆足である左からのパスも鋭いものを持っており、サイドからチャンスを作らせれば国内で右に出るものはいない。

今季はそのチャンスメイクも素晴らしいが、自らゴールを奪えるように成長している。その証拠にガンバ大阪戦、柏レイソル戦の2試合で1ゴールずつ奪っている。具体的に言えばゴール前での動き出しの質が上がっている。ゴールを奪った直近の2試合ではそれが顕著に表れており、ストライカーとしての動きを身に着けた。

32歳と若い選手ではないが、リーグで首位を走るF・マリノスの攻撃の大黒柱として輝く水沼。チャンスメイク、自らゴールを奪う能力の高さはチームでもずば抜けており、E-1選手権では日本代表として呼ばれることになるだろう。