レオン以外にも頼れるアタッカーが必要なミラン

アヤックスから2020年夏に加入し、2シーズンに渡ってチェルシーでプレイしてきたMFハキム・ツィエク。2020-21シーズンにはチャンピオンズリーグ制覇を成し遂げたものの、今夏にチェルシーを離れることも考えているようだ。

2012年にヘーレンフェーンでトップチームデビューを果たしたツィエクは、トゥウェンテを経て2016年にアヤックスへと移籍。2018-19シーズンにはリーグ優勝やCLベスト4入りに大きく貢献し、エールディヴィジ屈指のアタッカーとしてチェルシーへやってきた。

この29歳はチェルシーで81試合14ゴールという成績を残しているものの、FWカイ・ハフェルツやMFメイソン・マウントといったライバルの存在もあり、現状トーマス・トゥヘル監督の信頼を掴みきれてはいない。クラブとの契約はあと3年を残しているが、このタイミングで環境を変えたいと考えても無理はないだろう。

伊『Gianluca di Marzio』は、ツィエクがチェルシーを離れたいという希望を表明したことや、過去にも関心を示していたミランが彼の獲得に動き出したことを伝えている。英『Football italia』によれば、ミランはツィエクをローンでチームに加えたいと考えているようだ。

今季のミラン攻撃陣は、左サイドのFWラファエル・レオンこそ絶大な存在感を発揮していたものの、トップ下や右サイドの選手はなかなか効果的なパフォーマンスを見せることができなかった。ツィエクはトップ下と右サイドのどちらでもプレイできる点が魅力で、どちらで起用したとしてもその左足から多くのチャンスやゴールを生み出してくれるはず。彼が加わればミランの攻撃力が底上げされることは間違いない。

11年ぶりにセリエA制覇を成し遂げたミランの次の目標は、CLでの覇権を取り戻すことだろう。来季はその最初のステップとして、今季達成できなかったグループステージ突破をはたしたいところ。ツィエクを獲得できればその可能性はより上がるはずだ(データは『FBREF』より)。