マネの退団でフロントスリー解体は決まった

リヴァプールとの契約が残り1年となっているものの、いまだ契約延長には至っていないFWモハメド・サラー。バイエルン・ミュンヘン行きが決まったFWサディオ・マネに続いて、プレミアリーグ得点王に3度輝いたエースが退団するとなれば、今夏中の代役探しは急務となるだろう。

サラー退団でもっとも懸念されるのはゴール数の低下だが、ベンフィカから獲得したFWダルウィン・ヌニェスがサラーの代わりに得点源として活躍する可能性はある。それを踏まえるとユルゲン・クロップ監督がサラーとはまた違ったタイプの選手を右ウイングに据えることも考えられそうだ。

英『Daily Express』は、リーズのFWハフィーニャ、レアル・マドリードのFWマルコ・アセンシオ、ポルトのMFオタビオ、バイエルン・ミュンヘンのFWセルジュ・ニャブリといった4選手の名前を代役候補として挙げている。

ハフィーニャは左利きの右ウインガーという点でサラーと特徴が一致する。サラーほどゴールを生み出すことはできないかもしれないが、局面を打開する役割は十分に任せることができるだろう。しかし彼はバルセロナやアーセナル、チェルシー、トッテナムといった複数のビッグクラブが獲得を狙う人気銘柄となっているため、サラーの去就が決まるまで残っているかは怪しいところ。

アセンシオもハフィーニャと同様に左利きの右ウインガーであり、得意のミドルシュートから理不尽なゴールを奪うことができる選手だ。レアルでの立ち位置と同様、リヴァプールでもローテーション要員に落ち着いてしまう可能性はあるが、相手に脅威を与えられる選手であることは間違いない。

オタビオは候補に挙がっている他の選手たちと比べると、よりチャンスメイカーとしての毛色が強いタイプだ。今季はリーグ戦3ゴール11アシストを記録しており、ウイングのみならずインサイドハーフとしても計算できる選手。ポルトガル代表でもすでに地位を確立しており、6月のネーションズリーグ4連戦ではうち3試合で先発出場をはたしている。

ニャブリは現在バイエルンとの契約延長交渉が難航しており、古巣アーセナルへの復帰の噂などが多く流れている。ドイツ王者の主力として活躍する彼の能力に疑いの余地はなく、前線ならどこでも起用できるユーティリティ性はマネ退団のダメージもカバーしてくれるだろう。

この4名はいずれも20代中盤で、世代交代という意味ではどの選手も魅力的だ。すべてはサラーの去就次第となるはずだが、今夏のリヴァプールは一体どのような陣容でシーズン開幕を迎えるのだろうか。