ミケル・アルテタと再会することになる

アーセナルのメインターゲットだったマンチェスター・シティのガブリエウ・ジェズス獲得が決まったようだ。移籍市場に精通しているファブリシオ・ロマーノ氏によれば2027年までの5年契約となり、移籍金は4500万ポンド(日本円にして約75億円)になるという。

正式な発表はまだだが、ピエール・エメリク・オバメヤン、アレクサンドル・ラカゼットの抜けた穴を埋めることができるストライカーの確保に成功している。来季は契約延長したエディ・エンケティアとジェズスの2人でセンターフィールドのポジションをローテーションすることになるか。

ジェズスとしてはシティで6シーズンプレミアを戦ってきたが、継続したプレイタイムを確約された年はなかった。だが、アーセナルでようやく先発の座を掴むことができるか。

まず期待されるのは得点数の増加だ。これまでのキャリアハイは19-20シーズンの14ゴールだが、プレイタイムは2026分と少ない。昨季のプレミアリーグではクリスタル・パレスのウィルフレッド・ザハが14ゴールを決めているが、プレイタイムは2761分と多く、ジェズスの決定力の高さが分かる。来季はシティ在籍時よりも出場時間が増える可能性が高く、より得点に関与することが予想される。

エンケティアは昨季の終盤大きく成長しており、チェルシー戦では2ゴールを奪う大活躍を見せた。そのためエンケティアのセンターフォワード、ジェズスのサイド起用も一つのオプションとなるだろう。英『The Athletic』によるとジェズスは中央よりもスペースのある広いポジション(サイド)でプレイするのを好むとジョゼップ・グアルディオラ監督が5-0でノリッジを破った後に発言している。実際にサイドでは守備力やクロスからのチャンスメイク、裏への抜け出しと武器は多く、21-22シーズンは主にサイドで起用された。

またエンケティアとの2トップもオプションとしては考えられるか。どちらも屈強なプレミアリーグのDF相手にゴール前で時間を作れるタイプではないが、ジェズスはセカンドストライカー向きの選手だ。今は難しくとも来季以降大柄なストライカーがチームに加わることになれば2トップは試す価値がある。

セルヒオ・アグエロの後継者と呼ばれたジェズスも25歳となった。シティではアーリング・ハーランドの到来もあって放出されることになるが、アーセナルであれば出番はあるだろう。これから全盛期を迎える選手であり、活躍に期待だ。