既存戦力ではSBが物足りない赤い悪魔

他のBIG6が積極的な補強を進める中、進展のないマンチェスター・ユナイテッドだが、ようやく獲得第1号となる選手が生まれるようだ。それがフェイエノールトのタイレル・マラシアである。以前から噂されていた選手で、リーグ・アンのリヨン行きが濃厚だったが、ここにきてユナイテッド行きに近づいていると英『The Times』が伝えている。

フェイエノールトの下部組織で育ち、そのままトップチームデビューを飾った生え抜きのマラシア。22歳と若い選手だが、すでに136試合でピッチに立ち4ゴール10アシストを記録している。経験値は十分であり、エリック・テン・ハーグが彼を欲しがるのも納得だ。

ポジションは左サイドバックであり、ルーク・ショーとポジションを争うこと。ブラジル代表のアレックス・テレスがユナイテッドにはいるが、彼はショー、マラシアに続く3番手になるか。

英『THE SPORTSMAN』ではマラシアを“モダンなサイドバック”と表現しており、攻守両面で輝くことができる選手のようだ。それはデータに表れており、地上戦でのデュエル勝利数171回はエールディヴィジで上から4番目の数字だ。ビッグチャンスクリエイト数8回はDF限定だがリーグ2位の好成績であり、マラシアの加入で強みとなっていなかったユナイテッドの近年のサイドバック像が変わることになる。

マラシアに、バルセロナのフレンキー・デ・ヨング、アヤックスのアントニーとリサンドロ・マルティネスらを獲得し、オランダ化を進めたいテン・ハーグ。チームを自分に色に染めるなら手っ取り早い行動といえるが、成功の大型補強となるのだろうか(データは『SofaScore』より)。