5年ぶりの優勝だという

2017年に行われたU-17ワールドカップを制したイングランド代表。当時のメンバーはフィル・フォーデンやジェイソン・サンチョ、マーク・グエーイ、コナー・ギャラガー、エミール・スミス・ロウと現在プレミアリーグのクラブで主力として活躍する選手ばかりであり、多くの選手が飛躍を掴んだ。プレミアで出番はなくとも昨季はイングランドの実質2部であるチャンピオンシップで輝いたモーガン・ギブス・ホワイトのような逸材もおり、黄金世代だといえる。

2022年の7月2日にU-19の欧州選手権決勝が行われ、イングランド代表はイスラエル代表を破り、見事栄光を掴んだ。英『BBC』によると同大会を制するのはメイソン・マウントらが主力として戦った5年ぶりのようで、イングランドのヤングタレントたちが快挙を成し遂げている。

期待するのはU-19のメンバーの数年後の活躍だ。フォーデンはこの大会の翌シーズンからプレイタイムを増やすようになっており、20-21シーズンには28試合でピッチに立って9ゴール5アシストとブレイクを果たした。フォーデンの才能は特別だといえるが、U-19のメンバーが彼のように今後トップチームで出番を得られる可能性はあるだろう。

期待すべきタレントでいえばアストン・ヴィラのカーニー・チュクエメカだ。18歳のMFで、予選から全試合に出場して3ゴールと全体で得点ランキング2位の好成績を残している。ヴィラのトップチームではすでに起用されており、昨季は途中出場も含めプレミアでは12試合でピッチに立った。豊富な運動量でピッチを広くカバーする汗かき役としてチームに貢献しながらトップ下のような創造性を持つ現代的なMFであり、22-23シーズンではさらなる飛躍が期待される。

次に21-22シーズンのユースカテゴリーで最優秀選手賞を受賞したチェルシーのMFハーヴェイ・ヴェイルだ。優秀な若手を輩出することに長けたチェルシーが送り出す次なる才能であり、U-19イングランド代表ではキャプテンを務めた。サイドでも中央でも起用可能なMFで、すでにカップ戦でトップチームデビューを飾っている。この世代の中心選手であり、決勝戦ではアシストからゴールをお膳立てした。

彼ら以外にもトッテナムのFWデーン・スカーレットやシティのFWリアム・デラップと逸材が多いこの世代。イングランドは近年若手の成長が素晴らしく、彼らも数年後にはプレミアリーグで活躍していることだろう。