チェルシーの心臓部だ

20-21シーズンのCLを制し、21-22シーズンに臨んだチェルシー。しかしトーマス・トゥヘルが就任した一年目のような勢いは見られず、CLではベスト8、プレミアリーグでは3位でシーズンを終えることになった。そうなった要因としては様々な理由があるのだが、主力として計算されていたリース・ジェイムズ、ベン・チルウェルの同時離脱がチェルシーを不安定にさせてしまったといえる。

とくにチルウェルの離脱は苦しかった。昨季の11月頃に膝を負傷しており、計43試合を欠場している。代役となったマルコス・アロンソは守備の軽さから批判されることが多く、3バックではなく4バックを試していた時期もあった。

そんなチルウェルは昨季のプレミア最終節であるワトフォード戦で復帰を果たしている。プレイタイムでいえば1分と短いが長期離脱を経てスカッドに復帰した。

22-23シーズンはこのままいけばスタートからチルウェルを起用することができる。外と中、両方使える積極的な攻撃参加や安定した守備を武器としており、トゥヘルのファーストチョイスに再び返り咲くか。

チェルシーで継続した活躍を見せられればイングランド代表復帰もあるだろう。

英『The Guardian』でワールドカップ・カタール大会に関する質問をされた際に「もちろん、それが100%私の目標です。ワールドカップでプレイすることを夢見ていました。そのためにはこれからの3、4カ月でできる限りのことをする必要があります」と答えており、チルウェルのモチベーションは高い。

トゥヘルが指揮するチェルシーで最も重要な両サイドのウイングバック。来季は左にチルウェル、右にR・ジェイムズをスタートから同時起用できる可能性が高く、来季のチェルシーはマンチェスター・シティやリヴァプールを脅かす存在になりそうだ。