中盤に創造性さえプラスできれば……

フリーでMFイヴァン・ペリシッチを迎えたところから始まり、前線にはエヴァートンからFWリシャルリソン、中盤にはブライトンからMFイヴ・ビスマ、さらにセンターバックにバルセロナからクレマン・ラングレをレンタルで加えたトッテナム。

各ポジションに実力者を迎え、新シーズンへの期待は高まっている。気になるのは、どこまで順位を上げられるかだ。

前線のソン・フンミン、ハリー・ケインは怪我さえなければ高い確率でリーグ戦二桁得点に乗せてくるだろう。昨季後半戦に大活躍だったデヤン・クルゼフスキも上手くいけば二桁に乗せられるかもしれない。それはリシャルリソンも同じで、昨季残留争いに巻き込まれたエヴァートンでリーグ戦10ゴールを挙げている。トッテナムでも出番さえ与えられれば得点数を伸ばせるだろう。2018-19、2019-20シーズンも13ゴールずつ挙げており、トッテナムでも15ゴールくらいは稼いで欲しいところ。

これだけ攻撃のピースが揃ったのは強みで、攻撃で相手をねじ伏せるフットボールも十分に可能だろう。気になる点があるとすれば、中盤の創造性か。

英『The Guardian』もMFクリスティアン・エリクセンが抜けてからは創造性の部分に問題があると指摘しており、中盤にはホイビュルクや今夏に加えたビスマなどハードワークできるタイプが多い印象だ。アシストを量産するような選手は見当たらない。

今夏にそこも補強できるなら言うことなしだろう。創造性までプラスできれば3位以内を狙うことも不可能ではなさそうで、今夏の補強でトッテナムは確実にパワーアップしている。