攻撃陣の選手層はリーグ屈指

いざスクデット奪還へ。2020−21シーズンの王者インテルが着々と準備を進めている。

今夏の市場で積極的な姿勢を見せているインテルは、GKにアンドレ・オナナ、中盤にはローマを離れたヘンリク・ムヒタリアン、そして前線にはチェルシーからFWロメル・ルカクがレンタルで戻ってきた。これだけでも強烈な補強だ。

伊『Gazzetta dello Sport』は3バックがメインシステムになっていくと見ているが、何よりの注目は選手層だ。まず前線はルカクの復帰によってラウタロ・マルティネスとのコンビが復活。さらに昨季活躍したベテランのエディン・ジェコ、ホアキン・コレアもいる。

2トップを支える攻撃的MFにはハカン・チャルハノールがいるが、ムヒタリアンも候補だ。さらにコレアをトップ下に配するアイディアもあり、これだけでも攻撃の幅はかなり広がる。

中盤ではベテランのアルトゥーロ・ビダルが去るが、エンポリから20歳のMFクリスティアン・アスラニが買取義務付きのレンタルで加入。昨季後半戦はエンポリで主力となっており、マルセロ・ブロゾビッチの負担軽減に期待が持てる。その前に入る25歳のニコロ・バレッラはチームの軸であり、年齢的にもリーダーになっていきたい。

右のウイングバックにはオランダ代表のデンゼル・ダンフリースがいるが、カリアリから22歳の大型DFラウル・ベッラノーヴァもレンタルで迎えた。イタリア世代別代表にも選ばれてきた実力者で、このあたりも抜かりない。

左のウイングバックはイヴァン・ペリシッチが抜けてしまったが、ドイツ代表のロビン・ゴセンスがいる。ここはゴセンスに期待だ。

最大の見どころは攻撃陣となるが、インテルは昨季もリーグトップとなる84ゴールを挙げていた。ここにルカク、ムヒタリアンが加わったのだから、目指すは90ゴール超えか。圧倒的な破壊力で敵をねじ伏せることも出来そうな陣容だ。

選手層では現セリエA1番と言っても大袈裟ではないが、ライバルのミランからスクデットを奪い返せるか。