レヴァークーゼン時代と同じ得点数を

期待通りの結果にならなかったとはいえ、今夏チェルシーがFWロメル・ルカクを手放した衝撃は大きい。マンチェスター・シティからFWラヒーム・スターリングは加えたものの、絶対的なセンターフォワードが不足している現状は変わらない。昨季プレミアリーグで二桁得点を奪ったのはMFメイソン・マウントのみだ。

問題は誰が得点数を増やしていくかだが、最前線に入る可能性が高いFWカイ・ハフェルツへの期待は大きい。純粋なセンターフォワードというわけではないが、足下の技術が高くて器用な選手だ。周りを活かすこともでき、0トップのような役割を任せられる。また2020−21シーズンのチャンピオンズリーグ決勝のように、ここぞの場面で得点を奪ってくる不思議な魅力も持っている。

英『90min』によると、ハフェルツ本人も最前線での仕事に意欲的だ。

「僕はまだ若い。監督からの信頼が必要なんだ。トゥヘルはその信頼を常に与えてくれる。それに応えたいと思っている。プレイするときは常に責任を感じている。昨季より良いシーズンになることを願っている。これまで多くのポジションでプレイしてきたけど、昨季は9番の位置でも多くプレイした。そこはとても好きなポジションだ。4年前はこの位置でプレイするなんて想像もしなかったけどね。僕はいつだって試合に出て、得点やアシストを決めたいと自分に言い聞かせている。ストライカーならそれをしないといけない」

レヴァークーゼン時代にはブンデスリーガで二桁得点も奪っていただけに、プレミアリーグでも15ゴールほど狙ってほしいところ。そこにスターリング、ティモ・ヴェルナーらが絡んでくれば攻撃の形が見えてくる。

2020−21シーズンはリーグ戦4ゴール、昨季は8ゴールと確実に数字は増えているが、ハフェルツはさらに数字を伸ばしてくるのか。新シーズンのキーマンで間違いないだろう。